アイデアのビジネス活用の例
服薬通知システム「お薬タイム」のイノベーション提案 1
ソシデアは、知的財産管理の業務に加えて、イノベーション提案、アイデアのビジネス活用の提案を試みています。イノベーション提案って、なに?そんなこと、できるの?というご意見を頂いております。そこで、現在、ソシデアがイノベーション提案を担当しているお客様から、声をきかせていただきました。

北九州と北陸で薬局チェーンを展開する「らいふ薬局」様は、J2サガン鳥栖を応援する中小企業の一つです。今年の5月に社長の竹原様が、サガン鳥栖の社長に、兼務にて就任なさいました。
「らいふ薬局」の経営の要であり、ご自身も薬剤師として店舗で調剤をされている、百々様よりお話を伺いました。
Q:「らいふ薬局を運営している㈱ナチュラルライフの社長、竹原様が、サガン鳥栖の社長になられたということですね。らいふ薬局様の社員としては、どのように感じられましたか?」
「従来より、らいふ薬局は、地域密着型で、新しい健康的な市場を創造したいと思いがありました。そこで、地域のサッカーを応援することで、地元に元気と健康を提供できれば、喜ばしいと思っています。」
Q:「竹原社長は、どんな人ですか?」
「アイデアが豊富で、じっとできない人ですね。頼れる兄貴のような存在で、信頼しています。新しい意見も肯定的にうけとってもらえるので、やり易いです。」
Q:「さて、そんな竹原様と、ソシデアとの最初のお付き合いはなんですか?」
「最初は、お薬タイムについて、特許が取れるのかということを相談したのがきっかけです。」
Q:「お薬タイムとは、どんなものですか?」
「薬局の患者さんの携帯に、服薬の時間になるとメールが送られるシステムです。患者さんが薬の飲み忘れを防止できます。このシステムで特許が取れないか相談しました。」
Q:「特許は取ることができたのですか?」
「いいえ。ソシデアさんに調査していただいたところ、既に他の人が特許の出願を出しているので、特許を取れないということでしたので、出願できませんでした。」
Q:「それでは、ソシデアとの関係も、それで終わりだったのでは?」
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