「宮崎牛」、「青井岳温泉」のように普通に使われる言葉は、商標を取得できるのか？このように、地名＋商品やサービスの普通名称からなる言葉は、どの企業も自分だけが独占したい言葉であり、欲しくなる言葉であろう。畜産会社が一社だ […]

宮崎では「ひなた」という言葉が大人気の時期があった。焼酎、キャビア、お土産のお菓子、果実、漬物、水産物、なんでも、とにかく「ひなた」で商標登録したいという相談が集中した。 商標は早いもの勝ちであり、２重重複での登録は許さ […]

　地域活性化の目的でスマホアプリで利用できる地域共通クーポンが利用されている。このアプリでは「QRコード」を使用するが、これはデンソーウェーブ社の登録商標であることをご存知であろうか？「QRコード」がフリーで使用できるこ […]

自社の大事な商品やサービスは商標登録をしなくてはならない。ここまではご存じの方も多いであろう。近年、商標登録の数は増加しており、2020年で200万近くの言葉が商標登録されていると言われている。これは、広辞苑8冊分に相当 […]

　前回、川崎モデルと呼ばれる特許マッチングにより、キューピー㈱の特許を高齢者向けの商品開発に中小企業が活用した事例を紹介した。キューピー㈱のような食品関連企業の特許は、食が豊かな宮崎では活用しやすい特許であろう。食品以外 […]

　前回、企業は、有形資産投資よりも、価値が高い無形資産に今後は投資すべきことを提案した。この無形資産投資とは、具体的には、研究開発投資になるが、これを資金が少なくても「知」を駆使して、取り掛かる方法について一例を紹介した […]

　通商白書2022「第3節　無形資産と経済成長」の欄には、日本、米国、欧州、各主要企業の企業価値に占める無形資産と有形資産の割合が示されている。驚くことに、米国、欧州の企業は、7割以上（2015年）が無形資産であるのに対 […]

特許事務所である私の事務所に、宮崎市内の発明家浜元氏が特許公報を持ってやってきた。この特許は、自転車のギアに関する特許である。同氏は、大手自転車製造会社に特許公報を送ったが、特許を事業として採用されるには至らなかったので […]

　グロース市場に上場しているスタートアップの株が９月、ストップ高となった。背景には、特許取得のプレスリリースを含むＩＲ（インベスター・リレーションズ＝投資家向け広報活動）の公開があると関係者は分析している。その効果は数十 […]

２年前、ある九州の食品製造会社が買収されることになった。この会社が所有する食品加工用の機械が売却されることになり、金額は300万円。しかし、その機械は、通常の従業員では、年間2000万円弱の売上を生み出すところ、その会社 […]